お知らせ

2025.06.21

健康・衛生

夏こそ用心!「プール熱」

夏を迎えて、プールを利用する季節となりましたが、この時期になると流行する感染症があります。

一般に「プール熱」と呼ばれる病気は「咽頭結膜熱」という、アデノウイルスによる感染症です。

症状は、

眼の充血・目ヤニ   のどの痛み   高熱(5日ほど)  など。

アデノウイルス感染症は夏に流行すると言われますが、新型コロナウイルスの流行以降は通年で発生していることが分かってきました。

また、アルコール消毒剤に対して抵抗性が強いウイルスなので要注意。

酸性エタノール消毒剤を用いた消毒が有用です。

感染経路を知ることが予防に重要!

呼吸器や目の粘膜からウイルスが排出され、「飛沫感染」や「接触感染」します。

プールや温泉施設を利用する際は、前後のシャワーを必ず浴び、タオルは個別にしましょう。

また、糞便やオムツも感染源となる為、手洗いやマスク等の衛生習慣が大切です。