2024.09.09
健診
脳ドックとは、脳梗塞などの脳疾患発症リスクを早期に発見するために、MRIや血液検査など、さまざまな方法で調べる検診コースです。
脳梗塞やくも膜下出血などの脳血管疾患は、突然発症してそのまま死に至るケースも少なくありません。また、発症後に一命をとりとめたとしても、麻痺や言語障害などの後遺症を残す場合も多く、一度の発症でその後の人生に多大な影響を及ぼす恐れのある疾患です。実際、脳血管疾患は日本人の死因の第4位、要介護者の原因の第1位です。
前触れなく発症するため自覚することは難しいと言われ、病気を未然に防ぐためには、高血圧や糖尿病をはじめとする発症リスクを減らすことが重要となってきます。
脳の断層と脳血管を撮影するMRI/MRA検査、頸動脈の狭窄を確認する頸動脈エコー検査、不整脈を調べる心電図、動脈硬化の程度を調べるABI(血圧脈波)検査と、血液検査などを組み合わせて行います。
MRIは強力な磁気を用いる検査装置であるため、以下のことに注意してください。
また、以下に該当する人は、事前に必ず医師と相談し、検査可能かどうか確認をして下さい。